毎年、秋になると、あちこちのピアノのレッスン室から聴こえてくる曲があります。
大地讃頌、という合唱曲です。
中学校では、毎年、どこの学校でも、校内で合唱コンクールが行われています。
その時の伴奏に、ピアノ教室の生徒さんが活躍するのです。
普段、こつこつとピアノ教室に通って頑張っている事が、こうしてみんなの前でピアノ
を弾いて、役立つことは、私としても、見ていて嬉しいな~、と思います
ピアノ教室でのレッスンは、いつも一人でピアノ曲を弾いていますよね。
まあ、これは、これでもちろん楽しいわけです。
それを習いにピアノ教室に来ていますから。
でも、ピアノは、色々なものとあわせて演奏が出来る、という大きな特徴もあるわけです。
でも、なかなかそんな機会はないんですよね。
残念ながら
ですから、年に一回、このようにピアノと合唱をあわせて演奏する機会がある、という事は、貴重な体験です。
ピアノの先生としても、コレは是非ピアノ教室の生徒さん
に体験してほしいなあ、と思っています。
今まで、実際に伴奏をするピアノの生徒さんたちを、レッスン時に、伴奏指導をしてきています。
これを機会に、一人でピアノを弾く時と、自分がピアノを弾いて他の人と一緒に音楽をする時、との違いを教えてきました。
どっちみち、ピアノを弾くわけだから、一人で弾こうが、伴奏だろうが、かわらないんじゃない???
と思っているピアノの生徒さんが、ほとんどなんで。。。
ちがうんですよねーーー。
一人でピアノを弾く時は、まあ、間違えたり、止まったり、色々あっても、まあ自分だけの問題ですよね。
でも、伴奏は、そうはいかないんです。
何があっても、絶対に止まってはいけないんです。
絶対、ですよ
それに、伴奏は、みんなで一緒に演奏をして、初めてその曲が完成するように、曲が作られています。
自分は、その1部分を担当しているわけですね。
なので、ピアノを弾きながら、全体がどうなっているのか、常に観察しながらピアノ
を弾くわけです。
そして、ピアノを弾きながら、音の強さなどもバランスを微調整していくのです。
見た目は、一人で弾くのと、なんら変わらないんですがね。
初めはピアノを弾くだけで、精一杯だった子が、だんだんと出来るようになっていくんです。
これは、のちのち一人でピアノを弾くときにも、大いに役立つんですね。
これは、ピアノの先生がよくお話をする「音を聴いて」ということなんですがね。
こんな事を、ピアノ教室のレッスンでは、行っているのです。
あちこちの、レッスン室でね
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