ピアノ発表会で上手に見える方法は、他にも、まだまだあります。
分かっているようで、意外に出来ない事なんですが、
間違えても、止まらない
という事ですね。
私みたいなピアノの先生だって、やっぱり!?間違えることもありますプロのピアニストでさえ、間違えることってありますよ。
ピアノの世界で超有名なコンクールで「ショパンコンクール」というものがあります。
以前、このコンクールに入賞したピアニストの演奏を、聴きに行ったことがあります。
けっこう、期待していたんですね。
そうしたら。。。
ずいぶんハデに間違えまくっていました。
えーーーーーっ!!!
なにこれーーーっていうくらいに。
このピアニストの演奏が終わった時、どうなったと思います?
聴衆はみな、普通に拍手していましたよ。
何で?あんなにハデに間違えていたのに
それは、このピアニストが、演奏を止めなかったからなんです。
間違えて、いわばぐちゃぐちゃになっても、決して止まらなかったんです。
だから、聴いてるお客さんは、実は気がつかなかったんです。
こんなもんなんですよ。
本番で間違えることって、誰にでも起こりうることなんですが、それ自体はたいして、お客さんにはわからないものなんです。
間違えた事ではなく、間違えた後の行動によって、聴いている人に「ああ、あの人、まちがえたんだ」ってバレてしまうのです。
なので、間違えても、弾き直したり、止まったりしないほうがダンゼンいいんです。
いくらその音楽を知らないからと言ったって、音楽がいきなり止まったら、誰でも、「何?今の?もしかして、間違えた??」ってなるんです。
これじゃ、チビッ子にだってわかりますからね。
「ピアノを弾き始めたら、何があっても最後まで止まらない」
コレ、鉄則です
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