
「私、さっきピアノを弾いたんですけど・・・・先生は覚えていないかもしれませんが。。。あのー、私、一週間後に(ピアノの発表会

面と向かって、こういう質問をピアノの大人の生徒さんに聴かれたのは、初めてですね。
私がピアノのレッスンを担当している生徒さんには、その時、そのときで、お話をしているんですが。

ピアノの発表会

3ヶ月前とか、1ヶ月前とか。
今回のような、1週間前のピアノの練習は、新たに何か技術などを習得するとか、何かを直すよりも、今持っている音楽や技術、曲の表現などを固めて、いかに本番それらを出し切るのか、を意識したピアノの練習をするとよいと思っています。
具体的には。。。
「これからピアノの練習をしよう!」って思ったら、まずは、一回本番通りに通して弾いてみる。
本番と同じくらいの時間帯に、ピアノの練習をしてみる。(午前中が本番なら、午前中。夜に本番なら、夜にピアノの練習をする)
それから、本番と同じ洋服・同じ靴を履いて、ピアノの練習をする。
ピアノの発表会

ご自宅で、まず初めに一回本番通りに通して弾いてみることで、本番、直前に弾いていなくても、普段どおりにピアノを弾くという事に慣れる目的ですね。
本番と同じ時間帯にピアノの練習をするというのも、なるべく本番に近い状況に慣れる、という目的ですね。
そして、けっこう大切なのが、本番と同じ洋服や靴を履いて、練習することです。
これは、是非、やっていただきたいことです。
やって見たら、意外に服がピッタリしすぎて動きにくいとか、ありますよ。
私も、以前、スカート部分の裾にゆとりが無かったようで、弾いていて、足が開かなくて、とっても弾きにくかったことがありました。
また、特に女性の方にオススメしたいのが、靴の方です。
かかとが高いと、足全体がふらふらして、ペダルが操作しにくいですよ。
なので、私自身は、いつも本番では同じ靴を履くようにしています。
かかと部分が太くて、高さが3センチくらいの靴です。
また、つま先部分が長いと、いつもと同じ足の位置でペダルが踏めません。
これもまた、私自身の失敗談ですが。。。
リハーサルで、初めて靴を履いて弾こうとして、ペダル部分に足が入らなかった

つま先が、けっこう長かったんですね。
ホントに焦りました。
こんなところに、エネルギーを使いたくないですよね。
持っているエネルギーすべてを、ピアノ演奏に注ぐようにしましょうね。
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はじめまして!大人のピアノ再開者です。ブログ、とても参考になりました。私も発表会やコンクールの衣装には悩むところですが、いつもローファーの靴+パンツスーツで臨んでます。また、袖口とか気になるので、手首までまくりあげて弾いてます。
コンクールとなるとリハーサルはないので、できるだけ月に三回はグランドピアノを弾いて慣れるようにしています。また、舞台の挨拶は丁寧にするよう心がけてます。
また、いろいろ情報教えてくださいね!
コメント、ありがとうございます。
大変、おそくなってしまい、ごめんなさい。
色々と工夫されているんですね。
私自身も、袖口は、大変気になるので、伴奏以外は、(キャミソールみたいな)細い肩紐だけのものを着ています。ちなみに、ビスチェも着てみましたが、違う意味で、気になっちゃいました。(笑)