読譜力を付ける!

2011年04月16日
2011-04-10 2011-04-10 001 015.jpg

ピアノを弾く時に限ったことではないのですが、音楽をする上で大切な技術に読譜力があります。
楽譜に書かれている色々な指示を読み取って、忠実に再現する力です。
私も小さい頃、よく「楽譜をよく見なさい」と言われましたが、それが、この読譜力の事だったんですね。
だいぶ後になって気がついたものです。
ピアノの先生と言う仕事をするようになって、改めて読譜力の大切さを感じています。

例えば、ドレミ・・という音を正しく読めていても、読譜力がないと調号などを見落としてしまいます。
それどころか、臨時記号を見落とす事もあります。
直前に書かれている臨時記号を見落とす生徒さんを見て、

何故こんな直前に書かれているのに、見落とすのか??

と驚くと同時に、これは大変だと思い、原因を探ってみたのです。
チビッ子に、正しい音で弾けなかったシのフラットの音を差しながら「この音ってなに?」と聞いたところ、こう答えるのです。

「シ・・・」

「シ??残念。違うわね」

「あれっ?シじゃないの?」

「ホントにシの音かな?」と言って、白い鍵盤のシを弾いてみせると、やっと気がつくのです。

「あ、そうだ、シのフラット」

このチビッ子にとって、あまり目入っていないようで、臨時記号は、ちょっとおまけがついている程度の認識だったのです。
なので、シの音と、シのフラットの音は、同等の立場の音であること、そして全く別物の異なる音であるという意識が、少なかったのです。

これはマズイと思い、それ以来音を間違えている生徒さんや、「なんの音?」「と聞いて、口で答える様にしてもらっています。
リズムを間違えている生徒さんには、「これ何音符?」と聞いて、同じようにしています。
(3連符の指示を見落とすことも、意外にあるんです)

口で答えることで、意識がさらに高まるようで、その効果なのか、少しづつ色々な生徒さんの読譜力が高まっている気がします。
関連記事
この記事へのコメント
コメントを書く

管理者にだけ表示を許可する
 

この記事へのトラックバックURL
http://ontsure.net/tb.php/720-041023a6