ピアノ発表会直前の親心

2011年07月09日
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先日、チビッ子の生徒さんのお母さまにばったりとお会いしました。
本当に低学年は別ですが、それ以外ですと生徒さんが一人でレッスンに来ますので、なかなかご家族に会う機会が少なくなるものです。


「あ、先生」
「まあ、ご無沙汰しています」

と、ご挨拶をしたところ、次の瞬間

「うちの子、大丈夫でしょうか??」と質問されました。
発表会が近くなりますと、わりとよく聞かれる事なので、特別驚く事はないのですが、そのあとに、こんなお話しされました。
「うちでは、ピアノや発表会の事とか、話さないんです。練習もヘッドフォンをしているので、わかりませんし・・・」

確かに、ヘッドフォンは外に音が聞こえません。
それが電子ピアノの特徴の一つであり、良さでもあるのですが、逆にデメリットでもあるのです。
普通のアップライトやグランドピアノですと、まわりにも音が聴こえますので、ご家族が練習時間や上達の度合いなどをチェックすることが出来ます。
(ただし、ご家族がわりとよくピアノについてご存じの場合、(例えば、昔、お母さまがピアノを習っていたとか)間違いを指摘しがちで、程度なら効果的だと思うのですが、あまりに頻繁にダメ出しをすると、モチベーションが下がったり、主体的な練習にならなくなったり、チビッ子が創意工夫したり、色々と分析しながら弾く、という力が伸びにくくなる気がしますが)

練習している音が聴こえないだけでも、ご家族としてはピアノの進度が把握しにくいのですが、電子ピアノが子供部屋にある場合は、練習している姿すら見えない、と言う事になるので、把握することが非常に難しくなります。

本当は、初めて練習をした時からの成長を、ご家族も聴けたら、本番の演奏がより感慨深く感じられると思うのですが、現実はなかなか難しいんですね。
電子ピアノでの練習の難しさを、改めて感じました。
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