ピアノの先生が長期間お休みすることになったら

2008年11月04日
ピアノの先生が長期間休むことになったら・・・
病気や手術などで、入院する事になったら、ピアノの先生は大変です。

色々と音楽教室やピアノ教室によって違うと思いますが、休職になります。
それはいいんですが、もともと社員ではないので、有給休暇なるものは存在しません。

「どうで、有給余っているし。。。」という休み方は、出来ないのです。
こういう点は、一般企業の社員のみなさんが、うらやましく思える瞬間ですね。


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1・2回、代講で自腹を切ってお休みするくらいの期間なら、まだしも、それ以上になりますと、他のピアノの先生に丸々ピアノのレッスン代が払われますから、無収入になります。
ゼロですよ、ゼロ。
はあ・・・。
まさに、働かざるもの、食うべからず」ってこの事かしら!?

ちなみに、出産も同じ扱いになります。

これは、女性にとっては死活問題です。

なので、昔のピアノの先生は、臨月まで働いて、ポンッと赤ちゃんを産んで、1ヵ月半で復帰してきていました。
傍から見ていて、もうこれは、気の毒でしかたがありませんでしたね。

でも、こういうピアノの先生は、まだ良い方なんです。
つわりも乗り越え、ご実家が近所だったんで、赤ちゃんを両親に預けて、ピアノのレッスンが出来ますから。

つわりが酷くて、お休みをぎりぎりまで使っても足りなくて、辞めていったピアノの先生も多かったですね。
また、出産したはいいけれど、お子さんを預けられなくて、辞めていかれたピアノの先生もたくさんいました。

数年単位でお休みをしますと、お教室に名前が残るだけで、今まで見ていた生徒さんは、丸ごとそっくり他のピアノの先生に移ってしまいます。

数年後、戻るころになりますと、新しい場所で新しい生徒さんのピアノのレッスンをしますので、ゼロからの出発になってしまうんです。
当然、生徒さんの人数も前と変わりますから、収入だって変わりますよね。
まあ、増えると言うことは、そうそうないでしょうかね。

現実は、厳しいです。

前に、このようにお子さんを出産され、数年後に復帰予定だったピアノの先生が、速い時期に、お教室から復帰お誘いの連絡があったそうです。
でも、出産されてそんなにたっていなかったらしく、お断りをしたんだそうです

その後、お子さんも一応育ってきたので、復帰しようと思ったら、なんと一般のピアノ講師採用試験を受けさせられた、と言っていました。

そのピアノの先生って、30代後半から、40代の芸大卒のベテランの先生なんですよ。

「私、普通に採用試験で、スケール弾いて(ここに)入ったの」っていっていました。

いやー、ビックリでしたね。

今までの、指導歴とかキャリアとか、ゼロですからね。
こういう点も、一般企業の社員さんと違うところなのかなあ~と思っています。

これも、まさに「働かざるもの・・・」なんですね。

いやー、ピアノの雇われ先生って、ホントに厳しい世界なんです・・・
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