Mくんは、小学校2年生くらいから、私がピアノのレッスンを担当しています。
とっても、繊細な男の子で、いつも自信の無さそうな雰囲気で、ピアノを弾いているような男の子でした。
今は、ブルグミュラーを弾いていて、あと数曲で終わるところです。
ブルグミュラーは、いつも自分で好きな曲を練習してきていて、わりと楽しそうに弾いているような感じがします。

しかし。。。
これと平行して使っている、練習曲は、とてもメジャーなものなのですが、これがまた、ちっとも進まないのです。
レベルからしますと、断然簡単なので、もっとパッパと、サクサクと進むなずなんですがね。
このMくんいわく。
「ブルグミュラーはやってきたけど、こっちはやってきていない」
「えーーっ?」
「だって。。。忘れちゃうんだもん」
なんなんだ、こりゃー。
一緒のバックに入っている楽譜を忘れるなんて、1回ならまだしも、こう何回もとなると、立派な確信犯ですね

でも、どこかでこの気持ち、わかっちゃうんですよね。
こういう私も、練習曲って好きじゃなかったし。
やらされてる、という気分もなっちゃうんdすよね。
曲は楽しくて、練習のやりがいもあるんですけど。
これって、けっこう難しい問題なんですよね。
趣味だし、と割り切れるならば、まあ、練習曲をやめる、という選択肢もありかもしれませんがね。
チビッ子の場合、そこまで割り切ることって、難しい。
でも、気が向かないものをやらせる、というのも、かわいそうだし、ピアノの先生の立場からしますと、いやいや弾かされているピアノの曲を、聞かなければならないって、はっきり言って苦痛なんですよね。
ホント、難しい。。。
また、小学6年生くらいって、メンタル的にも難しい時期にもなっているので、その影響かもしれないですし。
また、けっこうお家の方からピアノの練習をするように、プレッシャーをかけられている、ということもM君本人から聞いていますし。
色々な要因が混ざっているんで。
まあ、もうしばらく、見守ることも必要かなと思っています。
M君を見ながら、昔の自分を見ているような、気分でした。
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はじめまして♪
ビーバーと申します。
(気分は若いつもりですが、大分おばさん先生です^^;)
男の子は特に難しい年頃の生徒さんですね^^;
(私も同じ年頃の生徒さんいます…)
私自身も練習曲は嫌いでしたから、きっと同じなんだろうなぁ~と感じています^^
良いところを褒めて伸ばし、その後先へ進む為には必要不可欠な練習曲の話をしています。
ふーちゃんさんのブログ…
”うんうんわかる!”
”ん~そぅそぅ!”
”ほんと、そうょね~”
なんてことが多々あります。
今後も楽しみに読ませていただきま~す!!
コメントありがとうございます!!
いやー、この心情を分かっていただけるなんて、嬉しいですね(笑)
これからも、暴露ネタ?!や色々な情報とともに、皆様のお気持ちの代弁者にも、いいなあ~なんて思っています。