保育園生のAちゃんは、3歳からピアノに来ています。
あんなにちっちゃかったのに、今やもう6歳になり、来年は小学生のお姉さんになります。
結構小さい時から、一人でずっと、ピアノノレッスンを受けていました。
今日もいつものように、Aちゃんのピアノノレッスンの時間になり、呼びに行くと、一生懸命お母さんを誘っているのです。
へえー、珍しい。。。
お母さまは、これまた、一所懸命「はーーい、いってらっしゃい。ここで待ってるから」って言っているのに、今日に限ってAちゃんは、お母さまの手を引っ張って、力づくでつれてきてしまいました。
まあ、私は、なんでもいいんですがね。
とーーーーっても、久しぶりに、Aちゃんはお母さまが見ている中で、ピアノノレッスンを始めました。
今日は、ワークのリズムうちと、ピアノの曲を2曲弾きました。
お母さまがピアノノレッスンを見てるのが、嬉しいのか、いつもよりも!?サクサク進みました。
ピアノの曲は、1曲に思ったよりも時間がかかってしまい、2曲目を弾く前に、ピアノノレッスンの時間が終わりになってしまいました。
これ、来週やろっかあー、っと言おうと思ったら、
「次の曲、弾くーーー」というのです。
1曲目がなかなか思うように弾けなくて、随分むっとした顔をしていたのに。。。
でも、このやる気は、大変けっこう、けっこう。。
「それじゃー、1回弾いてみようかな」
「うん」
嬉しそうな顔をして、「森の音楽会」を弾き始めました。
「へえー、スゴイじゃない。ずいぶん、すらすらと弾けるようになってるじゃない。ここだけ、ちょっと惜しかったね、もう1回弾いてみようか」
「うん」
「おおーーーっ出来たーー。上手ねえ。いいよー。おしまい。
「わーーい、やった」
「それにしても、この前より、とってもいいじゃない。。。あ、そうか、この森の音楽会って、Aちゃんが好きな曲なんだもんね」
「うん」
そういうことかあ。。。
今日、この「森の音楽会」をお母さまの前で、すらすら弾いて、聴いていてほしかったんだあ~
それで、お母さまの前で、ピアノの先生に「上手ねえ」って褒めて欲しかったのか。。。
満足げにAちゃんは、帰っていきました。
お母さまも、帰りがけに「おうちで弾いていた時より、全然違っていて、レッスンの時のほうが、ダンゼン上手に弾けていて、ほっとしました」とおっしゃっていました。
お母さまにとっても、ピアノノレッスンを見れて、良かったみたいですね。
森の音楽会
2008年11月10日
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