
ピアノの生徒さん方を見ていますと、本当に色々な方がいらっしゃいます。
ちびっ子は特に顕著で、とってもしゃべりで、話し始めたら止まらないようなちびっ子もいれば、ほとんど無言で、「はい」とか「うん」しか言わないような大人しいちびっ子もいます。
ピアノを弾いていても、ちょっと注意したら、すぐに機転を利かせて、同じような箇所が出てきたときに、即座に注意して直せるような生徒さんもいれば、同じような箇所だということもあまりピンとこないで、同じように間違えてしまったり、なかなか直せないようなちびっ子もいます。
どうしても、器用な子、不器用な子がいるということになりますが、それがピアノの実力の差になってしまうのかというと、そうではないと思っています。
毎回ちゃんと数曲仕上がって、着々と進んでいる生徒さんは、みなさん揃って器用な生徒さんばかりではないからです。
れピアノのレッスンを見ていますと、普段はあまり器用な方ではないだろうと思われるようなちびっ子も、ちらほらいるからです。
それでも、ちゃんと進んでいる。。。
これはひとえに毎日の練習の成果だと思っています。
先日も、保育園児の生徒さんがレッスンに来ました。
ピアノは好きなようなのですが、なかなか直せなないタイプで、しかもなかなか集中力も続かないようなチビッ子です。
それでも、ここ数か月、今までの2倍くらいのペースで、曲が仕上がっています。
レッスン後に、お母様に、
「今日は、大変素晴らしかったですっ!!2曲もマルになりましたね。着々と進んでいて、とっても良いペースです!!」
と、お話をしますと、
「最近、またピアノが楽しくなったみたいで、毎日練習しているんです」
と、おっしゃっていました。
そうかあ。。。努力の賜物なんだあ。。
「そうなんですか。素晴らしいフォローですね。ぜひこのペースでいきたいですね」
器用・不器用を気にされるチビッ子のご両親も、ちらほら見受けられるのですが、それよりもコツコツ練習を積み重ねて行けるのかどうかが、ピアノの上達には必須なんですね。
- 関連記事
-
- ピアノの生徒さんのバレンタイン
- 兄弟・姉妹でピアノレッスンを習う時の特徴と注意点
- 不器用な子でも、ピアノが上手になる!?
- ピアノの生徒さんが、自宅で使用している楽器について
- 大人のピアノ発表会数週間後に控えての様子