
「ピアノの先生

ピアノの生徒さんに聞かれたことがありました。
・・・そうですよね、ナゾですよね。

始めにピアノの先生

誰でもなれるんです

今スグにでも(笑)
そうです、資格ってないんです。
なので、ピアノが弾ければ、誰でも、すぐにでも、なれるんです。
それに、音大とか卒業していなくても。
なんだか、自称って感じですがね。
でも、よっぽどのこと、例えば、「近所の、ちょっとピアノが弾けるお姉さんに、タダでピアノを教えてもらう」というノリでない限り、ピアノが弾けるだけでは、ピアノの先生

信頼が得られにくいですよね。
ホントに弾けるの~とか。
本当にピアノ

そのために、いわゆる「ハク」が必要なんですね。
○○音大ピアノ科卒業、とかが一番簡単にハクがつけられるでしょうかね。
他には、○○ピアノコンクール 第○位 入賞、
海外に留学をして、○○音楽院に留学、とか。
よくある街の音楽教室やピアノ教室のピアノの先生


あっ、社員じゃないんで、入社試験とは言わないですね。
ピアノ科講師採用試験、っていいます。
これは、楽器店さんによって、条件が異なってくると思いますが、試験を受ける為の条件が、まずあります。
音大ピアノ科卒業レベルであること
ヤマハグレード5級以上を持っていること
この2点が条件として、よく挙げられていますね。
音大ピアノ科卒業レベル、ということは、まあ、普通は音大生、または音大を卒業していることに、なりますが、楽器店によっては、「それと同等レベルである」ということも、あるので、絶対に音大生や音大卒でないと、ダメではないですね。
でも、考えたら「同等レベル」の判断って難しいですね。
コレ、どうやって判断しているんでしょうかね。
やはりピアノ演奏を聴いて判断しているんでしょうか??
それから、ヤマハグレード5級以上を持っていること、ということですが。。。
ヤマハのグレードって、いろいろとレベルがあるんですが、ピアノの生徒さん用と、ピアノの先生

これは、とってもわかりやすくて、6級までがピアノの生徒さん用のグレード、5級以上がピアノの先生

まあ、最低ランクの5級を持っていれば、まあOKだと思います。
そして、このピアノの先生用のグレードって、演奏グレード・指導グレードと大きく2つあるんです。
演奏グレードだけで、OKだと思いますが、楽器店によっては、両方、という所もあるみたいですね。
普通に楽器店のピアノの先生

いっぱい、というのは、演奏グレードは、ピアノ・エレクトーンと2つあるので。
この2つに、先程の指導グレードの3つを持っているといいですね~ということです。
ヤマハの先生の場合、このヤマハのグレード何級をいくつ持っているのか、入社後の仕事に、ものすごく影響するからなんです。
持っているグレードによって、担当できるクラスが決まっているからなんです。
おおーー、厳しい世界ですね。
ちなみに、ピアノ科採用試験では、もちろんピアノを弾きます

だいたい、みなさん、音大の卒業試験の曲を弾いているみたいです。
私もそうでした。
あとは、初見演奏、スケールっていうのもありました。これは、楽器店によりますね。
それから、楽典問題もあるところもありました。
音楽以外では。。。
小論文っていうのもありましたね。
あとは、面接です。
こういうことを経て、受かると、楽器店のピアノの先生

けっこう、長い道のり、ですかね。
そして。。。
これは、実際に試験管をなさっている方から、直接聞いた話、なんですが。
「どんな事があったとしても、遅刻したら、その時点で不合格」だそうです。
電車の遅延なんか、関係なく、不合格だそうです。
電話連絡をしても、です。
でも、着いて早々に「はい、あなた、遅刻したから、もう不合格決定です」なーーーんていえませんよね。
だから、一応、試験は普通にやる、と言っていました。
へえー、そうなんだ。。。
- 関連記事