大人の生徒さんを慰める

2010年06月21日
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ピアノのお教室では、色々な年代の生徒さんがいらっしゃいます。
ピアノの先生になりたての頃は、自分より年上の方が「先生~」と呼んだり、そういう方にものを教える、と言うことがすごく不思議だったり、違和感があったり、しっくりこなかったりしました。

今は、慣れたというより、その場のその時の立場としてやれるようになった、という感じでしょうか。
なんか変な日本語ですが。

目上の方々ですから、姿勢や言葉使いなど丁寧に接するのですが、それだけですと堅苦しくなりますので、程良い抜け感とか、程良い距離感を保てるようにはなってる気がします。


ある瞬間は、レッスンの指導者として妥協せず
別の瞬間は、楽しく話を聴く、仲の良い友人のように


そんな中、先日大人の方がレッスンに見えました。
数十年来の大切なご友人を、亡くされたんです。
いつも、溌剌とした活発な印象なのですが、落ち込んでいて、なんとかレッスンにいらした、という雰囲気でした。
そのご友人との思い出話などになり、話を聴いていますと、そのうちにポロポロと涙が流れてきていました。

その涙を拭きながら「せんせい、ごめんなさいね。泣くつもりじゃなかったのにね」と言うので
「大丈夫ですよ。普通は●●さんのように、そこまで色々としてあげられませんよ。そのご友人も●●さんに、そんなに良くしてもらって喜んでいらっしゃると思いますよ」と声をかけながら、肩をそっとたたきながら慰めました。

まさか、自分の親以上の年齢の方を、慰めることがあるなんて。。
ピアノの先生ならではの体験です。
まだ、あまり事実を受け入れられないようですが、なんとか立ち直って、乗り越えて行けるといいなあと願うばかりです。
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この記事へのコメント
No title
私も社会人で音楽教室生徒なので、仕事や職場の人間関係で、心がモヤモヤしながら、音楽教室に行く時もあります。その時は、ピアノの先生と一言二言雑談をして、気分を落ち着け、ピアノに集中するようにしてからレッスンを始めています。(先生は同年代なので、いろいろ話すとモヤモヤが晴れ、気持も落ち着くのですが・・・雑談が長くなると、レッスンに影響が出そうなので、程々に) 
音楽教室はサービス業の側面もあるかと思いますが、音楽教育の場でもあると思います。
ふーちゃんさんも書かれていましたが「ある瞬間は、レッスンの指導者として妥協せず。別の瞬間は、楽しく話を聴く、仲の良い友人のように」、先生と生徒で、良い人間関係が築きあげられれば、いいですね。
(落ち込まれていた生徒さん、やる気が、また出てきますように!)

Posted by sa8xn | URL | 2010-06-25 [編集]
No title
コメント、ありがとうございます。

私自身の事も含めて、音楽はその時のメンタルが大きく影響するんですよね。
なので、心を解きほぐしてからピアノを弾く事も大切かなと思っています。
また、個人レッスンですから、 sa8xnさんが書かれたように、よい人間関係もけっこう重要ですよね!
今後も是非楽しく、ピアノを習ったり弾いたりして下さいね!
Posted by ふーちゃん | URL | 2010-06-25 [編集]
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