チビッ子が今日ピアノレッスンの宿題だったのは、かわいいオーガスティンというドイツ民謡の曲です。
「かわいいオーガスティンってなんだか知ってる?」
「ううん、知らない」
「オーガスティンってね、Sちゃん、ってみたいな、女の子のお名前のことなのよ。」
「へえー」
「それで、「かわいい」って書いてあるから、きっとオーガスティンちゃんは、大人じゃないのよね。だって、大人の女の人に、○○ちゃんって言わないでしょ。だから女の子なんだろうね」
「ふーーん」
「だから、オーガスティンちゃんと会ったことがなくても、お名前を聞いたら{あっ、オーガスティンちゃんっいうお名前の、女の子なんだなあってわかるのよ。あっ、そうそう、ホントの人じゃないかもしれないわね。オーガスティンちゃんっていうお名前のお人形かもね。そんなことを考えながら、もう一回弾いてみてね」
「うん」
「あら、とっても上手だったわ。こんな風に、創造しながらピアノを弾くと楽しいでしょ!ちなみに、Sちゃんは、かわいいオーガスティンって、どんな子だと思って弾いたの?」
そうしたら、このチビッ子は、間髪入れずにすらすらと、こういうのです。
「髪が長くて、こんな風に2つに結んでいるね、ちっちゃい女の子のお人形なの」
「そうなの。どのくらい小さいの?このくらい?それともこーーんな感じ??」(ジェスチャー入り)
「うん、このくらい(ジャエスチャー入り)」
すごいなあ、この想像力!!
まだ幼稚園生なのに・・・
きっとsちゃんの頭の中にオーガスティンちゃんが、見えているんだろうなあ~って思いました。
自由にいろんなことを創造しながら、ピアノを弾くって楽しいですよね
でも、大人になると、頭が凝り固まってしまって、
「そんなの無いよ」とか
「どんなの?って聞かれてもねえ」みたいに、なっちゃうのが悲しい。。。
チビッ子を見ていると、刺激されること多し!です(笑)
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