不況とピアノの生徒さん

2009年01月08日

Image048.jpg



新しい年になりました。

ピアノのお教室によって、違ってくるとは思いますが、わたくしのところでは、もうすでにピアノのレッスンが始まっています。
学生さんなどは、今日から学校が始まっているので、ピアノの方が早く始まっていることになります。

この年末年始や夏休みなど、長期のお休み明けの初レッスンでは、普段のレッスンよりも、ややゆっくりとしたペースでやっています。


「ちゃんとピアノのお教室に来るだけでエライ!」というスタンスでやっていますね。

いつもピアノのレッスンでは、アイスブレクとして、ちょっとピアノの生徒さんと、トークをしてからピアノを弾くんですが、長期のお休み明けの初レッスンではその時間を少し多めに取っています。

・・・というのも、ピアノの生徒さん方は、いまひとつテンションが低いからなんです。
特に大人のピアノの生徒さんは。

もう理由は明らかで、後ろめたい気分だから、なんです。
というのも、年末年始や夏休みなどの、長期のお休み中って、そうたいしてピアノの練習をしていないからなんです。

なので、「ああー、ピアノの先生に(こんなに練習をしていなくて)申し訳ない・・・」
って思っているようなんです。
実際に、このように言っているピアノの大人の生徒さんが、何人もいますしね。

いやー、なんて律儀なんでしょう。
その辺りは、わたくし自身、ちゃんと心得ているんですがね(笑)

ピアノの子供の生徒さんは、その辺なーーんにも気にしていないので、いつもと変わらず来ています。
もちろん、全然練習をしていなくても。

子供の生徒さん方は、テンションが変わっていないし、むしろハイテンションで来ています。
でも、まあちょっとトークはします。

たいてい「お正月はどうだった?何をしていたの??」」って聞きます。

そうすると「◎◎に行ってきた」
「あっ、◎◎に行ってきたんだ~。いいなあ~。何が一番楽しかったの?」

なーんて、トークが続いていくんです。

この手を、毎年ずっと続けているんですが、今年は例年と比べて、子供の生徒さんの話がちょっと変わってきました。

「お正月はどうだった?何をしていたの??」
「どこも行かなかった」

こう答える子供の生徒さんが、いたのです。
驚くべきことに、一人ではなく、何人もいたのです。

わたくし10年ほどピアノの先生をやっていますが、こんなことって初めてです。
そしてこんなことを言う、子供の生徒さんもいました。

「お母さんが、早く仕事をしたい、って言ってた」
「あっ、そうなの?なんでかしらね」
「うん、お金が足りなくなる、っていうのかなあ?そんなことを言ってた」
「そうなの・・・」

昨年から不況、不況っと言われていますが、チビッ子の長期のお休みの過ごし方にも、ずいぶんと影響しているようです。
なんだか、かわいそう。。。
でも、ピアノの先生にとっては、この状況はある種、悪いことだけではありません。


なぜなのか??


だって、ちゃんと練習をしてくるんだもん。

長期のお休み明けの初レッスンでも、ちゃんと練習をしているので、丸になって合格するんです。

不況って、考え方によっては、悪いことだけではないんだなあって思います。

なるべく、くら~い気分にならずに、前向きに過ごしていきたいですね。

関連記事
この記事へのコメント
コメントを書く

管理者にだけ表示を許可する
 

この記事へのトラックバックURL
http://ontsure.net/tb.php/397-5eaddc3e