「そよかぜ」でメロディーと伴奏のバランスを整える練習

2009年02月09日


ume2009-DSC_0244.jpg


小学3年生のRちゃんがきました。
小学校入学と同時に、ピアノのお教室に入ってきた子です。

今日は、「そよかぜ」という曲の仕上げでした。

前回のレッスンと比べて、ずいぶんと曲にも慣れて、すらすらと弾いていました。


「Rちゃん、ずいぶんすらすらと弾けるようになったね。上手よー。それでね、仕上げの前にちょっとやりたいことがあるの。」
「うん」
「あのね、Rちゃんね、こんな風に弾いていたのね。今、真似して弾いてみるね」

るんるんるんるんるんるんるんるんるんるん

「これをね、こんな風に弾いたら、どうかしら?」

るんるんるんるんるんるんるんるんるんるん

「ね、どう??」

「うん、私が弾いたのは、なんか、台風みたいだった。で、先生のは(2回目の演奏)こんな、そよかぜ、って感じだった」
「そうなの。Rちゃんのは、台風みたいだったのね。何が違うか、わかる?」
「うーーんわかんない」

実は、この「そよかぜ」をRちゃんが弾いた時、伴奏がとても強くて、メロディーがよく聴こえなかったのです。
2回目に私が弾いたのは、メロディーと伴奏のバランスを、整えて弾いたのです。

「そう、これね、Rちゃんの演奏は、左手さんの伴奏が、このくらい出ていたの(ジェスチャー入り)。
それで、右手さんのメロディーは、これくらいしか、音が出ていなかったのね。
でも、音楽の主役って、メロディーだよね。
だから、主役さんが目立つように、ちょっと強く弾いてあげると、「そよかぜ」って感じになるのよ。
左手さんは、脇役さんだから、ちょっと弱くしてあげると、もっと主役のメロディーが目立って、聴こえやすくなるのね」

「うん!」


Rちゃん、頑張って弾いていましたが、左を弱くしようとして、両手とも弱くなっちゃったり。
右手を強くしようとして、両手とも強くなっちゃっていました。

実際にやってみますと、これはなかなか難しいんです。
私も昔は、かなり苦労しましたので。

でも、この技術を身につけたら、とーーってもきれいな、わかりやすい音楽になるんですね。
これから、Rちゃんがこの技術を身につけられるのか??

楽しみです。
関連記事
この記事へのコメント
コメントを書く

管理者にだけ表示を許可する
 

この記事へのトラックバックURL
http://ontsure.net/tb.php/364-9d9f25f2