バッハを弾く時には、原典版意外に、持っていると便利な楽譜

2016年06月16日
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バッハを弾く時には、まずはヘンレ版を使う事が多いかと思います。
もちろん私もそうですが。
とってもよく使われる楽譜ですし、原典版なので、信頼度も高いですよね。

でも、原典版だからこそ、悩むこともあったりします。
例えば、半音階的幻想曲とフーガを弾く場合。

幻想曲の中には、何回か、それなりの長さのアルペジオが出てきます。
これがまた、原典版ですと、和音が書いてあって、アルペジオの文字が書いてあって・・・おしまい。

悩みます。

これは・・・ど~~しましょう??
ベースラインがあまり飛ばないのなら、そのままなんとなく弾けるのですが、ちょっと飛ぶ事もあり、またメロディーラインを見て行くと、最後の音の処理をどうしようと悩んだりします。

ウィーン原典版を見て弾くと、前の方に、アルペジオの弾き方がきちんと書かれていて、やった~と思ったのですが、けっこうシンプルなのですね。
それはそれでよいとは思うのですが、個人的には、なんとなく物足りなさも感じてしまいます。

ペータース版を見て弾くと、これはまた校訂が凄くて、かなりド派手なのです。

そして、春秋社版を見て弾きますと、楽譜の中に、きちんとアルペジオの弾き方が書かれていて、一番実用的な気がします。
校訂版なので、楽譜のあちこちに強弱記号やら、色々な書き込みがあるので、参考にするのはとてもよさそうです。
しかも、半音階的幻想曲とフーガだけではなく、パルティータ全曲、イタリア協奏曲なども入っていて、1900円は、結構お得に見えます。

バッハを弾く時には、ヘンレ版と春秋社版を、まずは用意するといいのかなあ~と思います。



バッハ集 5 (5) (世界音楽全集ピアノ篇)

井口 基成
春秋社

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