
発表会などの本番は、何回経験しても、緊張しないことって、殆どないですね。
ちびっ子の生徒さんに、「どうやったら緊張しないで弾ける?」と聞かれた事がありますが、「う~~ん、残念ながら、緊張しないで弾くのは難しいかな」と答えています。
ものすごく昔、人生で初めて、緊張しないで、弾けた事があります。
それまで、頭が真っ白とか、心臓がバクバクして・・・ということばかりだったので、「これはスゴイ」と思ったんですね。
全くミスをしなかったこともあり、出来に、かなりの自信があったんですがね、あとで先生の講評を聞いたら、
・・・・。
でした。まあ、そういうものなんですかね。
なので、程よい緊張が大切なのかなあと思っています。
コメディアンの志村けんさんは、ベテランというよりも、大御所というべき存在ですが、今でも本番などでは緊張するそうですね。
前夜に、必ず、セリフが一個も出てこない夢や、歯が全部抜け落ちる夢などを見るそうです。
本番をみますと、いつもお腹を抱えて笑うような芸ばかりなので、そんな感じが全くしないので、驚きです。
でも、そういうお話を聞くと、少し励みにもなりますね。
ちなみに、座右の銘は「心」だそうで、なんでも心をこめてやれば、必ずわかってもらえる、ということなのだそう。
本番でピアノを弾くとき、緊張していても、音楽に対して敬意を持ちながら、心をこめて引いていきたいなあと、改めて感じました。
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