子供のピアノ発表会でよく選ばれる曲

2009年11月29日
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子供のピアノ発表会では、どんな作曲家の曲が選ばれているのか、また人気があるのか??
ピアノの先生である私自身も、大変興味がありまするんるん

なかなか一概には言えないのですが、それでも「何かしら傾向とかないのかなあ~」と、ちょっと気を付けてみてみました。(私の生徒さんだけではなく、他の生徒さんの傾向も見てみましたが、一斉にピアノ教室を挙げてアンケートをしたわけではないので、かなり狭い範囲でのお話になってしまいますが。)

まずは、小学3・4年生くらいまで

小学3・4年生くらいまでは、ギロック・ブルグミュラー・ベートーヴェン・湯山昭さんが人気かなと感じています。特に、湯山昭さんのお菓子の世界は、だいぶ前から持っていますが大変重宝しています。

どれも曲の長さが手頃で、題名も良く(イメージがわきやすい)なによりキレイなんですよね。

湯山昭(1)お菓子の世界湯山昭(1)お菓子の世界
堀江真理子

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個人的にも大好きな曲集です揺れるハート揺れるハート

次は、小学校5・6年生辺りです。

小学校も5・6年生になりますと、上手な子、上達の早い子はけっこう先まで進んでいます。
5・6年生くらいの子達が発表会で弾いている曲は、ギロックもいますが、ベートーヴェン・湯山昭さん、モーツァルト・メンデルスゾーン・バルトーク辺りでしょうか。

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メンデルスゾーンを始めて弾く子たちには、この無言歌集が一番入りやすいですよね。
メンデルスゾーンは、富裕な家に生まれましたが、さすが上流階級のご子息様ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)らしく、どれも優雅な音楽です。また、初めてのロマン派の作品だったりするので、喜んで練習をしてくる気がしますわーい(嬉しい顔)

ちなみに、わたくしは「二重唱」が大・大・大好きです揺れるハート揺れるハート揺れるハート

次は、中学生です。

小学1年生や幼稚園/保育園生でピアノを始め、中学生くらいになりますと、ある程度は譜読みも出来るようになってきています。また、音色などにも意識が向けられるようになりますし、音楽的にも、段々とわかって弾けるようになってきます。

そういう時期だからなんでしょうか、発表会でよく選ばれているものを見ると、ガラッと傾向が変わります。
ベートーヴェン・ドビュッシーがぐんと増えてきます。でも、圧倒的に、ぶっちぎりに、ダントツで多いのは・・・

そう、ショパンでするんるん

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ショパンは、通常パデレフスキー版が一番人気だと思いますが、コルトー版は解説が丁寧で練習方法などもあって、私は個人的にスキですね。なんだか、説得力も感じますし。

ショパンはノクターンも弾かれますが、やはり何といってもワルツが大人気です揺れるハート
ショパンの作品は、ご存じの方も多いと思いますが、難しいものは ホントに難しいんですよね。私も、かつて師匠に何度ダメ出しをされたことやら・・・・

そんな中で、ワルツはショパンの第一歩としても、とても入りやすいですねかわいい

そして最後は、高校生です。

高校生ともなりますと、もう相当弾ける子たちがいます。
こうなると、わたくしのようなピアノの先生はけっこう大変です。教えるために、まずは自分が弾けるように練習しないといけないですしねるんるん

そのため、プログラムをみると「うげえ~、誰がこの人を教えてるの~??よくこんな難しい曲を教えられるなあ」って思います。

発表会でよく選ばれているものは、やはりショパン・ベートーヴェンが多いですね。

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この楽譜は、たまたま生徒さんが見つけてお買いになったのですが、有名な曲ばかり勢ぞろいるんるんるんるんです。これ一冊あればホントに足りちゃう気がしています。そして、相当お買い得ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

ちなみに、高校生ですと、ポロネーズやエチュードが人気です。

関連記事:
子供のピアノ発表会の服選び (保存版)

ピアノ発表会で上手に見せる方法

2009年11月23日
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いつも、ピアノ発表会を見ていて思うのですが、ピアノが上手に見える生徒さんと、そうでない生徒さんに分かれます。

ピアノが上手な大人の生徒さんも、もちろんいますが、上手に見える生徒さんもいるのです。

ピアノが上手に見える方法とはexclamation&question

大人の生徒さんは、コレ知っておくことが重要ですよ。
チビッ子の場合は、見た目のかわいらしさとか、小さいからという理由で結構カバー出来ますが、大人の生徒さんの場合、それは なかなか難しいですし・・・

1.ノリの良い曲を避ける。

ノリの良い曲というのは、言い方を変えると速いテンポの曲のことですね。
ノリの良い曲を、ノリが良いように弾くためには、指を速く動かさなくてはいけないのです。
そういう曲を、たらたらと弾いてしまうと、とたんに上手く聴こえなくなります。
なので、裂けた方が無難です。

2.長すぎる曲を避ける。

ピアノ初心者の場合は、B5で3ページ、A3だと1ページ半までが長さの限度だと思います。
これ以上長いと、聴いている人が、ちらちらと時計を気にしたり、飽き始めます。

中級くらいの方でも、B5で4ページ、A3だと2ページくらいまでだと、ちょうど良い長さですね。
このくらいの長さは、「もっと弾ける」と思う長さだと思いますが、ちょっと短いかなあというくらいで、ある程度余裕を持ってきっちり弾ききったほうが、ダンゼン上手に聴こえます。

3.間違えても止まらない。

これは、分かっているようで意外に出来ない事なんです。

ピアノの先生だって、やっぱり!?間違えることもありますもうやだ〜(悲しい顔)
プロのピアニストでさえ、間違えることってあります。

ピアノの世界で超有名なコンクールに「ショパンコンクール」というものがあります。
以前、このコンクールに入賞したピアニストの演奏を聴きに行ったことがあります。結構期待していたんですね。そうしたら。。。ずいぶんハデに間違えまくっていました。

えーーーーーっ!!!
なにこれーーーむかっ(怒り)っていうくらいに。

このピアニストの演奏が終わった時、どうなったと思いますか?
聴衆はみな、普通に拍手していましたよ。

何で?あんなにハデに間違えていたのにexclamation&question

それは、このピアニストが、演奏を止めなかったからなんです。
間違えて、いわばぐちゃぐちゃになっても、決して止まらなかったのです。
だから、聴いてるお客さんは、実は気がつかなかったのです。

こんなもんなんですよ。

本番で間違えることって、誰にでも起こりうることなんですが、それ自体はたいして、お客さんにはわからないものなんです。間違えた事ではなく、間違えた後の行動によって、聴いている人に「ああ、あの人、まちがえたんだ」ってバレてしまうのです。

なので、間違えても、弾き直したり、止まったりしないほうがダンゼンいいのです。

その音楽を知らなくても、音楽がいきなり止まったら、誰でも「何?今の?もしかして、間違えた??」となるのです。これじゃ、チビッ子にだってわかりますからね。

ピアノを弾き始めたら、何があっても最後まで止まらない

コレ、鉄則です。

ETV特集 辻井伸行さん

2009年11月23日
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昨日、TVE特集で辻井伸行さんが優勝して話題となった、バン・クライバーン国際ピアノコンクールの特集をしていましたね。
1か月ほどかかるコンクールの舞台裏が次々とみられ、当時の緊迫した空気と、それぞれの参加者の雰囲気や息遣いなどがリアルに感じられ、見ているこちらもドキドキ、ハラハラしてしまいましたわーい(嬉しい顔)

その中で、辻井さんがピアノコンチェルトで指揮者と、どうやってタイミングをあわせるのか?という興味深い一面がありました。
通常では、コンチェルトに限らず、誰かと合せる時には、お互いに顔を見て、目を見て、タイミングを合わせるものです。

でも、彼はそうはいかないですよね。

始めは指揮者の方が、「何拍数えてから、次の音を弾くのか?」と質問し、合わせようとしていましたが、イマイチタイミングがあっていなかったんです。
そうしたら、辻井さんの方から「指揮者の息遣いで合せられる」と言うので、やってみたらピッタリのタイミングで合ったんです。るんるん

コンクールの審査員も話されていたのですが、辻井さんの聴力は驚くべきものですね。
審査員の方も、辻井さんの演奏を「奇跡だ!」と絶賛されていたことも、印象に残りました。

日本を代表するような、素晴らしいピアニストになっていただきたいものですね揺れるハート